明治26年、駿河湾と富士山に囲まれた風光明媚な地に木造平屋建て和風建築の沼津御用邸が造営され、沼津大空襲で焼失し、東附属邸と西附属邸が残る。西附属邸は伝統的技法を随所に留めた明治の大規模な木造住宅として公開。東附属邸は千利休作と伝わる国宝茶室「待庵」を模す「駿河待庵」が併設。 日本庭園と松籟(しょうらい)—松に吹く風の音、も楽しめる。
〒410-0822 静岡県沼津市下香貫島郷2802-1
TEL:055-931-0005
江戸の中心は、皇居東御苑。東京の中心は、江戸城西の丸。 江戸幕府の本拠地、江戸城は戦火を避け明治維新後、皇居となり、大名屋敷跡は官庁街に。2つのアーチの石橋を渡る西の丸大手門が、明治22(1888)年より正門となる。ツネ皇宮警察が守護する門は、1月2日と天皇誕生日の一般参賀に開かれる。
当海岸から望む富士山はまるで絵画。アイヌ語で「トピ(素晴らしい土地)」が名の由来ともいわれる土肥。縄文中期の遺跡があり、古代の記憶がある。当散策路で5千年前から愛でられた景観に出会う。松原公園の松林の中に土肥ゆかりの若山牧水や島木赤彦の歌碑や彫刻。海と夕暮れの絶景がひとのこころに刻まれた歴史がある。
静岡県伊豆市土肥
TEL:0558-98-1212(伊豆市観光協会 土肥支部)
司馬が求めた「この国のかたち」には、答えはなかった。しかし日本の見方はとりわけ神道的なものを重視し、これを「真水」とみなす。それは教義などはもっていないで、本居宣長ふうにいえば、日本の神奈備が真水なのである。若返る若水を何度ものめるところ。
司馬遼太郎 文春文庫
Tags : この国のかたち凱風快晴国宝旧沼津御用邸茶室静岡県
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