お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。

出雲大神宮

iconjalgotokyo_online

出雲大神宮

「古代日本における大地主の崇拝」—当宮は、国土経営と農業開発の神、大国主命、オクニンシノミコトを祀る。 紀元前2世紀頃、青銅器と鉄器が日本に伝来。 それらは水銀と鉄鉱石(褐鉄鉱)を必要とした。この地域にはその資源があった。この知識と技術がまた農業を発展させ、古代日本に国を築く。当宮の御神体は今なお禁足の地の御蔭山。大国主命は太古湖だった亀岡と嵐山の間の渓谷を開拓し、島根県の出雲に旅立つという。丹波の丹は水銀を含む古代から貴重な鉱石。当宮を中心に、出雲の雲は御蔭山の雲海に由来するという。

国造神話

〒621-0002 京都府亀岡市千歳町千歳出雲無番地

TEL:0771-24-7799

東博百選

鉄製鋲留(ビョウドメ)短甲(タンコウ/ミジカヨロイ)と小札(コザネ)鋲留眉庇付冑(マビサシツキカブト)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、埴輪などにも見られるモノ。 四角や三角の鉄板や革などの素材を、人間のカラダに合うように加工するコザネは、連続させて頭や胴を守るように、板を合わせ鋲で留める。蝶番(チョウツガイ)で開閉式とする。腰の部分がくびれて現存するのは主に鉄製や金銅製。 同時期には、中国北方遊牧民の騎馬兵のヨロイとかさなる、肩から打ちかけて着用する、ウチカケヨロイ、挂甲(ケイコウけ)もある。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた?

畿内七道

七鈴鏡 雲部車塚古墳 出土

篠山市立歴史美術館

iconjalgotokyo_online

直径16.9cm、縁に7個の鈴が付く鏡。兵庫県下で出土例がなく、全国的にも数例。当古墳は、古墳時代後期(5世紀末~6世紀)の築造で、古代の馬具の一種である鏡板には、装飾として鈴がついたものもある。当地域の古代史を解明する手がかりとして極めて重要な資料。当館で近世城下町丹波篠山(たんばささやま)伝来の武具とともに展示紹介。

〒669-2322 兵庫県丹波篠山市呉服町53番地

TEL:079-552-0601

千夜千冊

キリストと大国主

キリストと大国主出雲神話の大国主は木の俣で殺され、再生し、逃げたりする。キリストも十字架という木の俣で死と再生をする。大国主の伝承は、世界にまたがる世界樹伝説や洪水伝説や迷宮伝説が断片的にかかわる。著者は、「見えざる旅人」がたえまなくやってきた日本では、その気でめぐりめぐればキリストとも大国主とも出会えるとする。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

中西進 
文藝春秋

amazonで買う

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *