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鞍馬寺

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鞍馬寺

当寺は、京都北方に位置し、毘沙門天、千手観音、護法魔王尊を三身一体尊天とする。義経に兵法を授けた武芸の達人・鬼一法眼も祀られる。『源氏物語』で光源氏が紫上と運命的に出会う北山寺のモデルでもある。『枕草子』で「近うて遠きもの」と書かれた九十九折参道は、不思議に出会う準備かもしれない。

九十九折参道

〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町1074

TEL:075-741-2003

東博百選

扇面(センメン)法華経冊子
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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扇面法華経冊子

扇の形の紙を冊子にし、法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、貴族や庶民の暮らしを描く。法華経10巻などを書き写す当作品は、この時代に慈しみ楽しまれた紙扇の絵の様式を伝える唯一の遺品。 雁皮(ガンピ)を原料として、光沢があ理、滑らかな上質の鳥の子紙(トリノコガミ)に、雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。

畿内七道

源氏物語手鑑 土佐光吉筆

和泉市久保惣記念美術館

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近世は現世・浮世。しかし王朝文化は、近世勃興する町衆によって甦る。宮廷の絵師土佐派の系譜継ぐ光吉は、桃山期のスケールの大きさと装飾性をもち、堺で支持され中世の美を復刻。久保惣の見識示す本作品は、選ばれた源氏物語の場面が絵と詞それぞれ81枚が揃う折り本、冊子。手軽に平安王朝のオモカゲを味わえる作り。

〒594-1156 大阪府和泉市内田町3丁目6番12号

TEL:0725-54-0001

千夜千冊

義経の東アジア

義経の東アジア平安末期、平清盛は平泉藤原氏の金で中国の宋と交易し、一方奥州藤原氏は単独で、中国の北の遼や金と交易。あらたに登場した頼朝は、交易ではなく農本主義に立つ幕府を開こうとする。平家を討った義経が「開国」の奥州に入ったことは、幕府で日本一国主義を目指す「鎖国」の頼朝には許容できないことだったと本書は解く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

小島毅

トランスビュー

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Tags : 鞍馬寺

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