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だて歴史文化ミュージアム

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伊達市開拓記念館<大名道具>

平成31年に開館した当館は、閉館した伊達市開拓記念館の文化財を引き継ぐ。伊達市は、明治3年に仙台藩一門・亘理(わたり)領主伊達邦成とその家臣達の集団移住で開拓された。美術品や家宝の多くは開拓資金に売り払われたが、次代に伝えるべき品は残された。当館は、甲冑や刀剣の武家表道具、江戸時代のお雛様などの大名調度など亘理伊達家に伝わる貴重な品々を、開拓に関する貴重な資料とともに展示紹介する。

大名道具

〒059-0022 北海道伊達市梅本町57番地1

TEL:0142-25-1056

東博百選

白糸威(シロイトオドシ)二枚胴具足 徳川義寛氏寄贈
江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

戦国時代に、胴体に「胴」、弓を引く二の腕に「袖」、頭に「兜」にとともに、モモと腿(ヒザ)の「佩楯(ハイダテ)」や脛(スネ)の「脛当(スネアテ)」なども同じ色の組紐や装飾する。今風の甲冑、当世具足(トウセイグソク)と呼ぶ。 江戸幕府初代将軍徳川家康(1543-1616)の九男にして、尾張徳川家初代、徳川義直(ヨシナオ 1601-1650)が、天下を制する大坂の陣で着用。 鎧(ヨロイ)の胴を守る細かい部分は銀色で、白い絹の組紐(クミヒモ)で綴(ツヅ)り合わせ、黒一色のカブト(兜)に、デザインを凝らす。端正で、また洗練される。

畿内七道

白石城

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白石城

2011年の東日本大震災から復活した白石城。古代より関東から奥羽へ入る要衝として栄えた白石市の中心部にある当城は、蔵王連峰を背に建ち戊辰戦争時に奥羽越列藩同盟が結ばれた地。会津藩、庄内藩の「朝敵」赦免嘆願のため、蘭学者大槻 玄沢の子、漢学者で仙台藩論客の磐渓が呼びかけ当城で列藩会議開催。陸奥・出羽・越後諸藩が、輪王寺宮を盟主に同盟が結ぶ。

白石城

〒989-0251 宮城県白石市白石市益岡町1-16

TEL:0224-24-3030

千夜千冊

徳川イデオロギー

徳川イデオロギー幕府は「権力の概念化」と「上下定分の理」を求めた。ここに思想として神儒一体のイデオロギーが出現し、次に中国の朱子学を日本の朱子学にするためのかなり異様な方法が提案され、またそれを、日本の神々の垂迹と合致していなければならないという方針を貫いた。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ヘルマン・オームス
ぺりかん社

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