平安〜室町時代に治めた仁科氏が大町市の骨格を築く。市街から望む鹿島槍は南峰と北峰からなる、北アルプス、後立山連峰の盟主。標高1130mの黒沢高原は湿原や草原が広がり四季折々の花に囲まれる。東には北アルプス山麓唯一の天然湖、木崎湖・中綱湖・青木湖の仁科三湖。湖畔と大らかなる山の景観に心和む散策路である。
長野県大町市
TEL:0261-22-0420 (大町市役所観光課)
のびのびと、屈託のない筆づかい。灰色がかった発色の青花。青花という磁器は、白磁に絵の文様を描き、透明なウワグスリをかけ高音で焼く。ベトナムでは、14世紀から中国・景徳鎮窯(ケイトクチンヨウ)の青花磁器に倣い、15~18世紀にかけて輸出用に、独自のスタイルで量産。
当宮は、樹齢千年杉の御神体とともにある日本最古の神明造である。山の傾斜地に沿って建つそのシンプルで直線的な白木造りは厳かな雰囲気を醸し出す。神明造の特徴は屋根が切妻、入口が妻側ではなく棟に正面を設える平入り。天津神を祀る神社の入口に用いられる。仁科は平安時代、伊勢神宮のミクリヤ・御厨、荘園地である。
〒398-0003 長野県大町市大町市社1137
TEL:0261-62-5030
作者椹木には、前衛とナショナリズムとを、また芸術と犯罪とを、同じロゴスで語れている感覚が批評的にあるかもしれない。またこれは単なる印象を言うにすぎないが、こうした視点にかかわらず椹木にはなんだか「古風」や「風儀」を読みとる能力が生きている。
椹木野衣 新潮社
Tags : 長野県鹿島槍
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