山ノ内町に広がる北志賀高原、竜王山へはロープウェイでひとっ飛び。竜王山の奥へ進むと立木の中に湿原の広がる散策路がある。路を行けば可憐で幻想的な高山植物の花園、数々の動植物が生息する鮮明な景観に出会う。白沢川沿い林道を約6kmで、眼前に白い飛沫を弾けさせ、清々しい空気を作り出す白沢の滝が待っている。
長野県下高井郡山ノ内町
TEL:0269-33-2138 (山ノ内町観光連盟)
名高い俳人、与謝蕪村(1716-83)。日本南画—プロの絵師ではない人が描く、文人画を、中国の明、清時代の絵画を学び、独学で描く。 そして池大雅(イケノタイガ 1723-1776)とともに日本南画を大成。 世俗を離れ、気高い生き様をテーマを、日常的な所作や様子で描く。心にさっと、風が吹く。—高踏的を日常的に。
長野県山ノ内町に位置する志賀高原の山奥、標高 2036mの志賀山麓にある大沼池。志賀山の溶岩流で堰き止められた湖水は透明度が高く、コバルトブルーに輝き深い。湖畔ではコマツナの花やヒオウキアヤメが風に揺れ、登山道にはオオシライビソなどの原生林が繁る大自然の宝庫。世俗遠く高踏的な行楽気分も味わえる。
蕪村は耳を傾けるのではなく、注ぐ。また多様極上の目の人である。大きい目から小さい目への移動がある。ウツリの手法。プロセスはすっぱり省く。寛保3(1743)年51忌に芭蕉研究に入り、蕪村のテキストは芭蕉となる。また俳号「蕪なる村」とは陶淵明である。
与謝蕪村 おうふう
Tags : アワラ湿原ロープウェイ北志賀高原竜王山長野県
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