長野県阿智村と岐阜県中津川市の県境、恵那山の北に位置する富士見台は一面に笹が生い茂る高原。元は山伏岳と呼ばれる。ロープウェイ・リフトで七合目まで。近くには古来、古代東山道の中で最大難所といわれた神坂峠。奈良の昔から遥々旅をする古人が杖を止め、この風景を賞賛した眺めは今も昔も変わらず。
長野県下伊那郡阿智村
TEL:0265-44-2311(富士見台高原ロープウエイ)
1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンの視点を駆使して斬新な構図。多版刷りの技術も工夫を重ねて風景浮世絵としての完成度は随一。 広重は来たる時代を感じ、日本の情愛ある美しさを保全した。
中山道中津川宿は、江戸幕府直轄の地であり、江戸と京都の中間地点。その重要な宿場で書き残した情報集が風説留。当資料から皇女和宮降嫁の行列の様子や「坂本龍馬」の薩長盟約前後の極秘行動を、ペリー来航、火山噴火や地震災害、幕府と長州の争いなど、混乱する幕末の状況下で、中津川宿の商人達が把握していたことを示す。
〒508-0041 岐阜県中津川市本町2-2-21 NTT西日本中津川ビル
TEL:0573-66-6888
ひたすら木曽路の馬籠(まごめ)の周辺にひそむ人々の生きた場面だけを扱って、日本の近代文学史上唯一の実験を果した作品。われわれは半蔵の挫折を通して、日本の意味を知る。その実験とは、いまなお日本人が避けつづけている明治維新の意味を問うというものだ。
島崎藤村 新潮文庫
Tags : ロープウェイ富士見台高原岐阜県長野県
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