当館は、「前衛の女王」の異名をとった松本出身の草間弥生の版画、立体作品や、書道作家・上條信山などの書道作品を収蔵し展示する。そして当館には正岡子規及び門人に関係した文芸資料、絵画・工芸の池上百竹亭コレクションがある。明治時代、子規の俳句の革新に影響を受けた松本の伸びやかで無垢なるその感受性を伝える。
〒390-0811 長野県松本市中央4-2-22
TEL:0263-39-7400
表面は彩色の上に金箔を細く切って文様を表す截金技法(きりかねぎほう)で、平安時代後期の特徴を示し、目に水晶を嵌(は)める玉眼(ぎょくがん)技法は同時期には新しい。像内に110枚に及ぶ紙に押した毘沙門天の印仏と彩色の画像。印仏裏面に応保2(1163)年と記すものがあり、作像と同時期作と思われ、ところは奈良の廃寺中川寺。
当城は信濃守護小笠原氏の支城ではじまり、桃山時代、石川数正・康長父子が城及び城下町の整備を行う。文禄(1593~1594)時代に建た五重六階の天守閣は、日本現存最古の城郭で、国宝天守。大天守北面に乾小天守を連結し、東面に辰巳附櫓・月見櫓を複合し、外壁は黒塗の下見板。北アルプスを背に400年聳え立つ。
〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1
TEL:0263-32-2902
地理学者だが、神学者で宣教師で本格的なアルピニストであったウェストンは、壮大なヨーロッパの山々ではなく、日本アルプスに憧れをもった。本著は芭蕉のようにその途次の描写をいちいち連ね、黙々と旅をし、リュックを背負って登攀(とうはん)している姿のまま読める。
ウォルター・ウェストン 平凡社ライブラリー
Tags : 松本市美術館美術館長野県
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