120万年前、大阪生駒断層が隆起した生駒山地。河内湾に扇状地ができ、恵をもたらす生駒山は神奈備の山。役行者が開山し空海も修行したと伝わる。当ケーブルはその生駒山にあり、商売の神、歓喜天を祀り、江戸時代多くの人が参詣した宝山寺へ、鳥居前からの1km弱を所要時間5分でつなぐ。恵みの山、生駒を手軽に体感。
〒630-0266 奈良県生駒市門前町10-1
TEL:0743-73-2121
扇の形の紙を冊子にし、法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、貴族や庶民の暮らしを描く。法華経10巻などを書き写す当作品は、この時代に慈しみ楽しまれた紙扇の絵の様式を伝える唯一の遺品。 雁皮(ガンピ)を原料として、光沢があ理、滑らかな上質の鳥の子紙(トリノコガミ)に、雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。
極細密、色鮮やかな描写で神により起こる出来事や夢の場面を描いた「春日権現験記絵」は、鎌倉時代の絵巻の名品。優れたやまと絵技法で、色彩豊かに精緻な画面が描かれる。そして延慶2(1309)年3月の目録が存在する。当社は、768年平城京の守護神として創建され、平安期、皇室や貴族が奉納した宝物が多く伝わり、当殿は平安時代の正倉院。
〒630-8212 奈良市春日野町160
TEL:0742-22-7788
古代文学、古代歌謡研究の第一人者の著者が読み解く古代。大伴家持の「初春の初子の今日の玉箒 手に取るからに揺らぐ玉の緒」。枝の先に瑪瑙(めのう)などの玉がつく箒(ほうき)は呪具で、振ることで霊魂のエネルギーも振れる、冬眠っていた自然やひとのエネルギーも再起動。古代ちはやぶる、千の岩も破る神のエネルギーが言葉に込められた。
土橋寛 中公新書
Tags : 奈良県生駒ケーブル
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