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青森県近代文学館

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青森県近代文学館

県立図書館に併設された文学館。青森県を代表する太宰治他13人の作家を常設で紹介する。明治36年生まれの童話作家で詩人の北畠八穂。道村字古館に1200坪の祖父母の隠居屋敷があり、彼女は週末に出かけ、南に八甲田山、西には岩木山を眺めながら自然児になり、祖母の昔話を聞く。『耳のそこのさかな』の原点となる。

北畠八穂

〒030-0184 青森市荒川藤戸119-7

TEL:017-739-2575

東博百選

十一面観音立像
奈良〜平安時代 8〜9世紀 奈良国立博物館蔵

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少年のような可憐な表情をもつ十一面観音像。 半身をまく細長い条帛(ジョウハク)の腹部に、華麗な彩色と、截金(キリカネ)が少し見える。キリカネは、金箔などを焼き合わせ細く直線状に切り、筆で貼る文様の伝統的な表現技法。 春日大社の信仰とかさなり合う仏像。像内のヒビ割れを防ぐ、内刳(ウチグリ)部分の墨書の銘と納入の『金剛般若波羅蜜経』の来歴などを記載する奥書(オクガキ)から、承久3(1222)年仏師善円(ゼンエン)が制作とわかる。米国・アジアソサエティー所蔵の地蔵菩薩像ともに、春日神の根本の仏、本地仏(ホンジブツ)として制作された。

畿内七道

三内丸山遺跡

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三内丸山遺跡

「日本の縄文遺跡を代表」 — この遺跡は、縄文時代初期から中期にかけて、5,900年から4,200年前の長期に渡る集落跡。 多くの竪穴住居、掘立柱建物他の遺跡が、人々がこの集落にどのように住んでいたかを示す。そこには大集落を維持するシステムと思想が歴然と存在していた。発掘されたヒスイの珠や黒曜石の道具は、日本列島の広域地域との交流をまた示す。

縄文思想

〒038-0031 青森市大字三内字丸山305

TEL:017-766-8282(三内丸山遺跡センター)

千夜千冊

メルメ・カション

メルメ・カション主人公は1856年に日本に向かった宣教師。フランスと幕府の外交交渉の通訳をつとめ、幕府のパリ万博参加も手伝う。横浜で仏語の先生をして、函館では病院設立や、アイヌ文化の記録をしようともする。また日本の港でフランス文化を植え付けた遊び人でもあった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

富田仁
有隣堂

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