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彦根城

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彦根城

月明かりに浮かぶ美しさは琵琶湖八景の一つに数えられる国宝・彦根城。初代当主井伊直政の嫡子・直継と次男・直孝によって約20年の歳月をかけて築城されて以来、彦根藩井伊家35万石の城だった。現在では彦根の象徴となっている。そして、ひこにゃんは築城400年祭のキャラクター。2代目藩主・井伊直孝に縁ある白猫がモデルで、兜は井伊の赤備えの井伊家伝来品をモデルとする。

彦根城

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1

TEL:0749-22-2742(彦根城管理事務所)

東博百選

梨地螺鈿(ナシジラデン)金装飾剣(キンソウノカザリダチ)
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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梨地螺鈿金装飾剣

朝廷儀式に正装高位の公家が天皇から許可を得て帯びた剣。 朝廷儀式のための飾りの剣。高い位の貴族が、天皇の許可を受けて帯びた。 鮫皮(サメカワ)で包んだ柄(エ)、ハカリの分銅形の鐔(ツバ)、鞘(サヤ)や柄に長い金物を付ける。金物は銀メッキの地板に、金メッキで繊細な葉や枝をもつ菊の文様、を高彫や透彫で表す。 鞘口に近い5か所は、上部に山形金物を付け、鞘の金物の間は梨の表面のように仕上げた、梨地に尾長鳥(オナガドリ)を螺鈿で表す。 ほっそりとわずかに反る、和様の好み。

畿内七道

彦根城博物館

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彦根城博物館

当館は、彦根藩主井伊家に伝わる貴重な文化財や資料を紹介する。風俗図、彦根屏風は、近世初期風俗画の傑作。制作は江戸時代寛永年間(1624~44)、舞台は当時の京の遊里と推定。各人物は、屏風の形態山・谷折りを活かし、それぞれが緊密な関係でシナをつくり、計算つくしの構図。髪筋や衣装の文様の線描と色彩は精緻を極め、画中画の屏風絵は漢画の琴棋書画を見立てる。

彦根屏風

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1

TEL:0749-22-6100

千夜千冊

木村蒹葭堂のサロン

木村蒹葭堂のサロン蒹葭堂は元文元(1737)年に大阪北堀江の酒造りと仕舞多屋を兼ねた家の生まれ。画人、博物学者であり、考証家でネットワーカー、文筆家で蔵書家で、文人墨客とサロン活動する。蒹葭堂は、産業と文化を切り離さなかった。産物と学問と芸術を分断しなかったのだ。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

中村真一郎
新潮社

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