広島城
広島城
太田川河口は小さな島や砂洲が広がる入江。水陸交通の便のよく、天正 17(1589)年毛利輝元が広島城を築城した。城普請は石垣や堀、天守閣などの建物を含む大規模なもので、城下町もあわせて造られた。実戦はなかったが、幕末毛利家に対する第二次長州戦争で、当城が幕府軍最前線基地となるのは、歴史のめぐりあわせである。

〒730-0812 広島市中区基町21-1
TEL:082-221-7512(広島市文化財団)
東博百選
畿内七道
千夜千冊
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姓と苗字は歴史的に別のもの。姓は同祖の氏のランク付けをあらわすカバネ、苗字は私称。源氏は、源氏姓を統轄する長者を表し、武家の棟梁となった頼朝より将軍の系譜となる。そして明より日本国王に封ぜられた足利義満以来、将軍が国王となる。本書は、徳川家は源氏長者と将軍になることで、実質の国王を誇示しえたと語る。

