お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。

福禅寺

iconjalgotokyo_online

福禅寺

当寺の創建は平安時代で、本堂に隣接する客殿が有名な対潮楼。朝鮮通信使のための迎賓館として江戸時代の元禄年間に建立された。通信使は当時の大阪の繁栄ぶりは中国の北京以上で、この対潮楼からの眺めは朝鮮より東で一番美しいと賞賛する。1748年、朝鮮通信使正使の洪啓禧が「対潮楼」と名づけ、その息子の洪景海は書を残す。

対潮楼(福禅寺客殿)

〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆2

TEL:084-982-2705

東博百選

観音菩薩立像 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。

畿内七道

瀬戸内史

福山市鞆の浦歴史民俗資料館

iconjalgotokyo_online

当館は鞆の浦の歴史を語る。古代から潮、風待ちの湊で「万葉集」に登場し、中世足利氏が覇権を握る重要な軍事拠点、近世、北前船も朝鮮通信使・琉球使節・オランダ商館長一行も入港する。江戸時代後期頼山陽が鞆の商人を頼り、幕末都落ちの三條実美他七卿が立寄り、坂本龍馬は当地で「いろは丸事件」で紀州藩と談判する、と。

〒720-0202 広島県福山市鞆町後地536-1

TEL:084-982-1121

千夜千冊

折りたく柴の記

折りたく柴の記徳川幕府第六代将軍家宣に仕えた新井白石は、進取の気性をもち元禄バブルの崩壊後の国の設計に取り組む。将軍の対外称号を「大君」から「国王」への変更、朝鮮使節の待遇改善などを処理し、金銀の海外流失や貿易の節度に関心をもち、貨幣主義と貿易不要論を貫く。本書は白石の人生の苦節と幕政改革の工夫と苦労を語る自伝。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

新井白石
中公文庫

amazonで買う

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *