当館ではシアターでのオリジナルガイド映像の上映や館内展示で、約5000年前のムラの解明が進む日本最大級の縄文集落跡と、縄文時代の生活が分かり易く紹介される。レストランには縄文の食を体験できるメニューが揃う。特に遺跡をフィールドガイドしてくれるボランティアスタッフが充実している。
〒038-0031 青森市大字三内字丸山305
TEL:017-766-8282
聖徳太子ゆかりの宝物300件あまりを収蔵・展示する。 ニューヨーク近代美術館新館など美術館建築も数多く手がける谷口吉生(ヨシオ 1937-)が設計で目指したもの、—静寂や、秩序や、品格のある環境を、この場所に実現すること。 暖色のライムストーンの展示室外壁に対し、エントランスは、格子状のカーテンウォール。 世界遺産法隆寺、飛鳥時代の回廊の柔らかに移ろう格子窓にかさなる。
「日本の縄文遺跡を代表」 — この遺跡は、縄文時代初期から中期にかけて、5,900年から4,200年前の長期に渡る集落跡。 多くの竪穴住居、掘立柱建物他の遺跡が、人々がこの集落にどのように住んでいたかを示す。そこには大集落を維持するシステムと思想が歴然と存在していた。発掘されたヒスイの珠や黒曜石の道具は、日本列島の広域地域との交流をまた示す。
TEL:017-766-8282(三内丸山遺跡センター)
土偶、ヒトではなくて精霊。縄文土器は物語的で、弥生土器は装飾的。縄文土器から文様を剥がそうとすれば、土器そのものを毀(こわ)すしかない。文様モチーフには「名」がつき、文様の各所に「意味」を持つ物語土器には、各地それぞれの流儀がある。その流儀のちがいこそが「クニ」の単位であったのではないかと本書は展望する。
小林達雄 新書館
Tags : 三内丸山遺跡時遊館
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