当寺は、1497(明応6)年、越後守護代春日山長尾氏創建。後に上杉謙信もこの寺で7歳から14歳まで学び、人格の基礎がつくられた。宝物館で保管される「第一義」の「山門」扁額は謙信の直筆。境内に上杉謙信の墓所、川中島合戦戦死者の供養塔があり、惣門は春日山城門から移築。現存する唯一の春日山城の建造物である。
〒943-0801 新潟県上越市中門前1-1-1
TEL:025-524-5846
表面は彩色の上に金箔を細く切って文様を表す截金技法(きりかねぎほう)で、平安時代後期の特徴を示し、目に水晶を嵌(は)める玉眼(ぎょくがん)技法は同時期には新しい。像内に110枚に及ぶ紙に押した毘沙門天の印仏と彩色の画像。印仏裏面に応保2(1163)年と記すものがあり、作像と同時期作と思われ、ところは奈良の廃寺中川寺。
謙信は越後統一後川中島へ出兵するにあたり、一族のライバルで姉の主人長尾政景宛に政景出兵参加中の安堵を伝える書状。一族が合い争う戦国時代の武士の現場を伝える資料。当館では「天地人」上杉景勝、直江兼続ゆかりの歴史・文化も紹介し、狩野永徳作の国宝洛中洛外図屏風(上杉本)の原本を 通常春・秋の年6回公開。
〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
本書は三菱や中島飛行機のゼロ戦を操縦した世界に誇る撃墜王の自伝。戦争は国と国の総力戦。神風特攻で切り抜けられない。非常に軽いゼロ戦は、華麗に空中戦を戦えるが、突っ込むと舵の荷重で操縦不能となり敵艦に突っ込む前に必ず撃ち落とされる、と。千鳥ヶ淵の平和の塔は、敵軍人の英霊も一緒に祀り祈るべきである、と。
坂井三郎 講談社+α文庫
Tags : 宝物館新潟県春日山曹洞宗林泉寺
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