由布川の上流には神秘的な峡谷が延々と続き、由布岳の麓、大分川の源流で、朝霧で有名な、湖底から温泉と清水とが一緒に湧き出す金鱗湖が佇む。湯気が立ち昇る幻想的な湖に鳥居が浮び、湖面はところにより色をかえ、湖の後ろには美しいコナラ原生林を望める。大蛇退治をするスサノウを由布岳の守り本尊・佛山寺が祀った歴史がある。
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1561-1
TEL:097-582-1111(由布市商工観光課)
佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、文明開化でフランスに留学した浅井。 19世紀半~20世紀前半芸術村が、フォンテーヌブローの森周辺にあった。 若い画家たちは、光の微妙な変化が現れる水辺に写生地を求め、川に面したグレーは、第二のバルビゾン村となる。 4度目のグレー訪問で、約14ヶ月間滞在した浅井はグレーで、屋外での写生を日課とする。自然観察で得た題材をアトリエで構成し、多くの作品を描く。
田園B 瑛九 光の玉のような無数の細かい点が画面を覆い尽くしている。この作品は、月、星、太陽が、ふるさと宮崎の田園に映じて輝いている心象風景を描き出したものである。当館は、宮崎市出身の画家、瑛九を中心に地元出身の作家や国内外のすぐれた作品を収蔵・紹介する。
〒880-0031 宮崎市船塚3-210 県総合文化公園内
TEL:0985-20-3792
限りない願望と限りある無常が交差する鎌倉末から南北朝期、卜部氏の流れの神職の家に生まれ、仏教修行し、和歌に精進した兼好。「人のけしきも夜のほかげぞ、よきはよく」、「にほひもものの音も、ただ夜ぞひときわめでたき」、「まどひの上に酔へり、酔の中に夢をなす」。所在なくつれづれに、願望と無常の境を説明する。
吉田兼好 岩波文庫
Tags : 佛山寺大分県金鱗湖散策路
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