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雲龍山 勝興寺

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雲龍山 勝興寺

勝興寺は蓮如の開いた土山御坊にはじまる真宗王国越中における中心寺院。戦国大名が重視した越中一向一揆の拠点寺院として勢力を誇り、本願寺・公家・戦国大名の朝倉家・加賀藩主前田家などと血縁関係を結んでいた。本堂は、西本願寺阿弥陀堂を模し、約40m四方の巨大な建造物で、加賀藩前田家の保護を受け、越中国庁跡に築造されたと伝わる。小矢部川が日本海に注ぐ河口近く、伏木台地にあった国府。ここに在住した国守・大伴家持は国府の高台から富山湾を歌に詠んだ。

北陸の古刹 重要文化財 雲龍山勝興寺

〒933-0112 富山県高岡市伏木古国府17-1

TEL:0766-45-0008

東博百選

法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ)
  平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。

畿内七道

国宝 対面所(鴻の間)

西本願寺

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浄土真宗本願寺派の本山。203畳敷の大広間である対面所、鴻の間上段の床の障壁画は、自然な奥行きのある構成に繊細な花鳥画を描いた狩野光信に画法を学んだ、桃山・江戸初期を代表する渡辺了慶筆。華麗で重厚な趣は、400年を経た今も色褪せず、戦国時代を乗り越え、北陸、大阪を経て京都に戻る苦難の歴史と共にある。

〒600-8358 京都市下京区堀川通花屋町下

TEL:075-371-5181

千夜千冊

法然の編集力

法然の編集力時代は「悟りの仏教」から「救いの仏教」へ。そのことを突き詰めて、仏教を「編集」しなおして、断固として専修念仏を「選択」した法然には、きっと「情報」の足し算と「本質」の引き算が同時にできる才能があった。松岡正剛が法然を編集の視点で読み解く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

松岡正剛
NHK出版

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