雲龍山 勝興寺
雲龍山 勝興寺
勝興寺は蓮如の開いた土山御坊にはじまる真宗王国越中における中心寺院。戦国大名が重視した越中一向一揆の拠点寺院として勢力を誇り、本願寺・公家・戦国大名の朝倉家・加賀藩主前田家などと血縁関係を結んでいた。本堂は、西本願寺阿弥陀堂を模し、約40m四方の巨大な建造物で、加賀藩前田家の保護を受け、越中国庁跡に築造されたと伝わる。小矢部川が日本海に注ぐ河口近く、伏木台地にあった国府。ここに在住した国守・大伴家持は国府の高台から富山湾を歌に詠んだ。
〒933-0112 富山県高岡市伏木古国府17-1
TEL:0766-45-0008