世界的多雨地帯の大台ヶ原から熊野灘に流れる北山川。繰り返された侵食活動が延長31kmにもおよぶ瀞峡の渓谷美を造形。北山村では、古来切り出された木材を新宮へ運ぶため北山川を筏で下った。河口に運んだ “筏流し” を昭和54(1979)年に再現。全国唯一筏の川下りで、必然性の因果と偶然性の縁がクロスを体験。
〒647-1603 和歌山県東牟婁郡北山村小松
TEL:0735-49-2324(北山村観光センター)
鎌倉時代初期の歌人藤原定家(1162-1241)の日記、『明月記』は、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)までの56年間に渡り、詳しく記録されている。本品は天福元年(1233)6月の記。その時定家は72歳で,正二位権中納言。1日条より29日条までの記事を収められ,定家の晩年の筆の特徴が顕著。
10月に行われる熊野速玉大社例大祭の当祭は、高天原から降り立った神々が、熊野川を神幸船で新宮(神域)に渡る来臨の様子を再現する国指定重要無形民族文化財の祭り。当社は中世の頃から、上皇はじめ庶民まで広く信仰を集めている熊野三山のひとつ。(日本で初めての夫婦になる)日本列島国生み神話の伊邪那岐命・伊邪那美命を祀り、熊野十二所大権現と讃えられる神々を祀る。
〒647-0081 和歌山県新宮市新宮一番地
TEL:0735-22-2533
「私は日本に一目惚れしてしまった。その魅惑をふりはらおうとしたがだめだった。時がたっても、その魔力は薄れなかった」と書き残したディキンズ。幕末来日のイギリス人医師で、東京帝国大学初代日本語学教授でロンドン大学事務総長。帰国後北斎を研究し、南方熊楠と一緒に『方丈記』を訳したディキンズを本書は紹介する。
秋山勇造 御茶の水書房
Tags : 和歌山県奥瀞峡
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