東芝のゆで卵器
「円筒土器」とかけて「東芝ゆで卵器」と解く。
その心は、どちらも「水の量で固めも柔らかめも調整します」
ドングリやクリなどの堅いナッツ類などを煮るために使われたと考えられる円筒土器は、東北地方から北海道南部に縄文時代の交流しあう文化圏が存在したことを伝える。
昭和34年、東芝は電気釜の技術を応用してゆで卵器を発売した。1度に5個茹でることが可能で、水の量で、固めや柔らかめにもゆでることのできる優れもの。今見ても、デザインが斬新である。東芝は明治8年に創業した田中製造所を起源とする日本初の総合電気メーカー。明治8年創設で、明治15年に東京芝浦に移り、芝浦製作所を設立した。