- 日本三古碑 多胡碑・那須国造碑・多賀城碑
- 群馬県高崎市の多胡碑、栃木県大田原市の那須国造碑、宮城県多賀城市の多賀城碑は、「日本三古碑」と称され... 続きを読む
- 奥羽越列藩会議 慶応4(1868)年4月4日
- 古代より関東から奥羽へ入る要衝として栄えた白石市の中心部にある当城は、蔵王連峰を背に建ち戊辰戦争時に... 続きを読む
古代遺跡が多い名取市。その北西部の高舘山中腹(124m)に、3〜4世紀と思われる東北最古の古墳がある。熊野那智神社はその高舘山にある。明治31(1899)年、那智神社再建の折に、社殿の床下から多数の懸仏・銅鏡が見つかる。懸仏とは、もともと神社に祭られていた鏡に仏を表す梵字や立体的な仏像を表現した祈りのかたち、神仏習合を示す。
〒981-1200 宮城県名取市高舘吉田字舘山8
TEL:022-765-8217
「熊楠の研究は、熊野の世界遺産登録に貢献する」—南方熊楠(1867-1941)は日本の博物学者で、先駆的な生態学者。近代、日本政府が地域の神社の合併政策を始める中、 彼は反対し、民間伝承と文化を深く結びつけている神社の森の破壊を止めようとした。彼の考えに対する支持を以って、日本の自然保護運動の始まりを導く。それが熊野古道世界遺産登録へと繋ながる。南方は、粘菌研究で熊野の山に入り、数々の新種を発見。熊野古道世界遺産登録へと繋ぐ。当館は、その業績を標本類・遺稿・遺品等で紹介する。自然原理の多くを一度に知れる必然性の因果と偶然性の縁がクロスしあう萃(すい)点があるとした南方の仏教的思想に触れられる。
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1(番所山)
TEL:0739-42-2872