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ハラミュージアムアーク

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原美術館

当館は、渋川市街地から伊香保温泉へと続く「アルテナード(芸術の散歩道)」沿い、伊香保グリーン牧場に隣接。そのコレクションは、抽象表現主義やポップアートをはじめ20世紀後半の美術史を彩った巨匠から、21世紀のアートシーンで活躍している作家の作品で、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点にのぼる。そして本当の価値を知る東洋古美術の原六郎コレクションを所蔵。19世紀産業化の中で、芸術の使命は感動を惹き起こす無垢なるモノを保全することだった。

原美術館

〒377-0027 群馬県渋川市金井2855−1

TEL:0279-24-6585

東博百選

黒田清輝 「読書」
明治24(1891)年 東京国立博物館蔵

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読書 黒田清輝

薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。

畿内七道

「地獄の門」 ロダン

国立西洋美術館

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1880(明治13)年、ロダンがパリ装飾美術館門扉の注文を受け、ダンテの神曲「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と記された地獄の門をテーマに制作。実際に鋳造はされなかったが、この扉のモチーフから独立した彼の作品が制作されていく。「パオロとフランチェスカ」の男が「考える人」で、女が「うずくまる女」。

〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 
050-5541-8600 (ハローダイヤル)

千夜千冊

義理と人情

義理と人情本書は、日本人にひそむ矛盾の「義理と人情」が、古代、中世になく、近世江戸期に渡来の朱子学や儒学が正統的な位置から滑り落ち、西鶴「武家義理物語」や近松の戯曲の文芸に担われて、日本化した思想であると語る。その後も泉鏡花「婦系図」や尾崎四郎「人生劇場」など文芸的なもので作り出されると。肯定したい矛盾として。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

源了圓
中公新書

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