野川沿いの「大沢の里」には、雑木林、ホタルを発生させるための水路、そして水車が残る。江戸時代、都市化する江戸に水を供給するために玉川上水が開削された。巨大な消費地となる江戸の食を支えるため、玉川上水が分水された新田が開発される。こうして平安時代、都人が紫草咲く広野といった武蔵野は、田園風景に大きく変わっていく。
〒181-0015 東京都三鷹市大沢
TEL:0422-45-1151(三鷹市生涯学習課)
透かし彫りが美しい伊万里焼の箱の内には、卓袱(しっぽく)料理風の膳を置き、その周囲に羽織姿の男子、三味線・鼓・琴を奏でる女子や、扇をかざす女子、ウタゲの様子が楽しそう。 珍しく輸出用の伊万里焼で作られた、江戸時代制作のぞきからくり。科学技術の普及と見世物の流れを示す。
当館の守り神のロボット兵は、ネコバスルームの脇から螺旋階段を上っていく屋上庭園に立つ。井の頭公園に隣接する当館のテーマは、三鷹には子供と一緒に迷子になれる森がある。屋上庭園には木々や草花が生い茂り、四季の移ろいを体感できる。「アニメには、湿度がない」という宮崎駿監督が造形したアニメと自然が習合する空間だ。(事前予約のみ)
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83
TEL:0570-055777
入場は日時指定の予約制。チケットはローソンでのみ販売。
英国ビクトリア朝の賢人ラスキンが言い残したこと、“目から鱗が落ちる感動を引き起こす無垢の源泉をできるだけ保存せよ”と。文明における現代の危機に当たって、先人の習慣・習性の健全は変革と、それの心なき放棄とは区別され、その努力は偉大である、と。
ジョン・ラスキン 法藏館
Tags : 三鷹大沢の里東京都
Your email address will not be published. Required fields are marked *
Name *
Email *
Website
Comment