三千院門跡
三千院門跡
比叡山麓の田園広がる小さな盆地、大原は古より都の貴人たちが極楽往生を求めた隠棲の里。当院は、代々親王が住職を勤めた門跡寺院。境内に毛氈を敷き詰めた様な青苔と、四季折々の風情が「生滅 (しょうめつ) 滅已 (めつい)、寂滅(じゃくめつ )為楽 (いらく )」の境地へ誘う。戦国武将の子にして茶人、金森宗和による庭(聚碧園)は、「姫宗和」の茶風に違わず柔らかき優美さに限りなし。
〒601-1242 京都市左京区大原来迎院町540
TEL:075-744-2531
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