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福島県立美術館

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福島県立美術館

イタリアやフランス各地を旅し、ありふれた風景を詩情豊かに幻想的な光の描写で表現し、新しい風景画の道を切り開いた19世の画家カミーユ・コロー。父親が購入した別荘のあるパリ郊外ヴィル・ダヴレーの風景を描く当作品。絵画・版画・彫刻を2000作品以上所蔵の当館が佇む、福島市信夫山(しのぶやま)の麓と水質のよさが、また重なる。

ヴィル・ダヴレー カミーユ・コロー

〒960-8003 福島県福島市森合字西養山1

TEL:024-531-5511

東博百選

黒田清輝 「読書」
明治24(1891)年 東京国立博物館蔵

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読書 黒田清輝

薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。

畿内七道

南湖公園

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南湖公園

白河は奥州三古関の一つ、奈良や平安時代頃の陸奥への国境・関はやがて都で歌枕となり多くの歌人に詠われる。南湖は、名君で優れた作庭家の白河藩主松平定信により1801年に築造。定信は武士と庶民が共に憩える士民共楽を掲げ、庶民と楽しみを共にする。園内十七の景勝には和歌や漢詩が添えられ、往時の風情が偲ばれる。

園内十七の景勝

〒961-0812 福島県白河市南湖地内

TEL:0248-22-1147 (白河観光物産協会)

千夜千冊

風景の思想とモラル

風景の思想とモラル英国ビクトリア朝の賢人ラスキンが言い残したこと、“目から鱗が落ちる感動を引き起こす無垢の源泉をできるだけ保存せよ”と。文明における現代の危機に当たって、先人の習慣・習性の健全は変革と、それの心なき放棄とは区別され、その努力は偉大である、と。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ジョン・ラスキン
法藏館

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