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宮崎県立西都原考古博物館

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鬼の窟

宮崎市から北へ30km、3世紀から築造されまだ 多くの謎を残す日本最大級の古墳群、西都古墳群。全長176mの男狭穂塚(おさほづか)は日本最大の前方後円墳。また鬼の窟は中国・朝鮮半島ではよく見られる古墳の周囲に土塁を巡らす。またこの古墳群には、墳丘を持つ古墳、南九州に特有の地下式横穴墓や全国に広く分布する横穴墓が混在する。

鬼の窟

〒881-0005 宮崎県西都市大字三宅5670

TEL:0983-41-0041

東博百選

鼉龍(ダリュウ)鏡 団伊能氏寄贈
古墳時代 4世紀 東京国立博物館蔵

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乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。

畿内七道

石組み

石舞台古墳

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古代石工の技術が結実した石室。上面の広く平らな天井石は最大で約77t、全30数個の岩の総重量は2300t以上。小さな石を組み合わせた上に、大きな石を積み上げる。組み合わせは、石工の現場判断。大きな石の表面を丹念に整える緻密な工程に、奥深さを窺い知る。1300年後、震度5弱の阪神大震災でも崩れない。

〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄254

TEL:0744-54-4577(明日香村地域振興公社)

千夜千冊

九州水軍国家の興亡

九州水軍国家の興亡北九州から日本に稲作、青銅器、海洋技術が定着する。本書は、中国の江南地域からの道で北九州に小国家「早良国(さわらのくに)」が生まれ、倭国の原型となり、アマテラスも大和朝廷の道も始まると推測。金印で有名な「奴国」が1世紀に「早良国」を支配し、有明海から吉野ケ里遺跡の筑紫平野へ移行し「邪馬台国」の時代がくるとする。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

武光誠
学研M文庫

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