八幡平は奥羽山脈北部に属し、岩手県、秋田県に均等に広がる。那須火山帯は2600万年前から活動し、日本海溝と平行して海から隆起し、緩やかな斜面を持った火山の跡。源太森などのオオシラビゾ(アオモリトドマツ)の原生林や高山植物、八幡沼はじめ多くの大小の沼が豊富。自然散策に同行するガイドは充実し、高原逍遥を楽しめる。
岩手県八幡平市
TEL:0195-78-3500(八幡平市観光協会)
京都・栂野の高山寺を復興させた、中興開山の明恵上人が、自ら見た夢を記録したもの。明恵は19歳の頃より約41年にわたり見た夢、アナザーワールドを記録しつづけた。現実でとった行動と夢でしたことが、その記述に入り混じる。 この夢記は七紙より構成され、建永二年・承元三年・建暦元年、および年紀不明の部分を収める。
花巻市から早池峰山(1917m)を結ぶ直線上の麓にある当社は、古くから早池峰山信仰と重なり、神仏習合の歴史がある。ユネスコの無形文化遺産に登録された早池峰神楽は、勇壮な岳神楽座と優雅な大償神楽座の総称。舞で使う山の神の面が、大償神楽では「阿」、岳神楽は「吽」の形。拍子は大神楽が7拍子、岳神楽が5拍子。神の山の歴史を、神楽の習合がまた伝える。
〒028-3201 岩手県花巻市大迫町内川目第1地割1
TEL:0198-48-5877
芭蕉が「閑さや岩にしみ入る」を詠んだ山形・山寺。立て岩を崇拝し、また奥の院に幼ない時になくなった子供たちを結婚した若い夫婦として描いた絵馬が納められる。これは東アジアにも見られる風習。梅原は芭蕉の旅の意図が日本の深層への旅だったと思えた。
梅原猛 集英社文庫
Tags : 八幡平散策路岩手県秋田県
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