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法隆寺 金堂壁画

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法隆寺 金堂壁画

聖徳太子創建の当寺金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされた。焼失後再現された6号壁の三尊(阿弥陀・観音・ 勢至)を中心に25体の菩薩像を表す阿弥陀浄土は白眉。壁画の図様に国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良博蔵)との高い親近性が見られる。

法隆寺 金堂壁画

〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

TEL:0745-75-2555

東博百選

大乗寺

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大乗寺

大乗寺は、天平17(745)年行基菩薩開山で、高野山真言宗の古寺、別名「応挙寺」。丹波国生れの応挙は、大乗寺住職に学資の援助を受ける。京の人気絵師となった応挙は、弟子を連れてこの寺に戻り、13余りの部屋の襖絵を描き残す。客殿の障壁画は計算しつくされた配置で、立体的な曼荼羅が構成された思想空間が浮かび上がる。

孔雀の間 円山応挙筆

〒669-6545 兵庫県美方郡香美町香住区森860

TEL:0796-36-0602

畿内七道

三の丸尚蔵館

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三の丸尚蔵館

当館には、皇室から受け継がれた約9,800点の芸術作品と香淳皇后(1903-2000)の遺物、および皇室からの寄贈品が収められる。 当作品は、毛利元徳謙譲の六曲一双の屏風。右隻は、孫の狩野探幽(1602-1674)が認めた桃山画壇の巨匠、狩野永徳(1543-1590)の筆。岩間を闊歩する獅子の姿は非常に力強い。シンプルな図様でありながら勇壮。まさに永徳自身のスタイル。

唐獅子図屏風(右隻)

〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1

TEL:03-3213-1111

千夜千冊

本朝画人傳

本朝画人傳全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村松梢風
中央公論社

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