- 『新発見!かごしまの遺跡2019~発掘調査速報展~』(7/20〜11/10)
- 近年、発掘調査や整理作業・報告書刊行を行った遺跡の中から、石垣や導水路が見つかった幕末・明治維新期国... 続きを読む
- 小湊フワガネク遺跡群出土貝製品
- 6~8世紀の当集落遺跡から、本土では生息しない螺鈿工芸に使われるヤコウガイの貝殻、ヤコウガイ製のスプ... 続きを読む
当館にはポルトガル人からの初伝来の銃や国産第一号の火縄銃をはじめ、世界の珍しい古い銃90数丁を展示。伝来した鉄砲を国産化する際の鉄の鍛造技術、種子島のタタラの歴史もよくわかる。刀鍛冶の畿内堺衆、「雑賀鉢」の紀州根来衆とのかかわり、黒潮海上の道とかさなる鉄砲の道も見えてくる。歴史を転換する潮流の速さがわかる。
〒891-3101 鹿児島県西之表市西之表7585
TEL:0997-23-3215
兜は、花弁を縁取る色のように、金メッキで筋飾り、総覆輪(フクリン)の四十八間の筋鉢で、その正面の神仏の守護を得るその前立は、鍬形(クワガタ)と日輪をデザイン。 胴体を囲い、右脇で引き合わす鎧の胴丸は、黒漆を塗った小さな鉄板を、紺糸に紅染めの赤糸を、斜めに打ち込む組み糸(樫鳥)で、とじ連ねる(威)、 大袖の上段、肩の部分は、赤糸で威す。 首から襟(エリ)を守るシコロの両側が外に反理、矢の攻撃を防ぐ吹返(フキカエシ)をはじめ胸板などに、藻の文様の中に獅子や蝶を型染めした、室町時代からの図柄の正平韋(ショウヘイガワ)といわれる、なめしの染韋(ソメカワ)を用いる。 胴に、兜と袖を配する胴丸の代表的な名品。
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