- 羅紫御翳(らのむらさきのおんさし)
- 「羅紫御翳」は「赤紫綾御蓋」と同じく貴人に差掛けるもので、古墳時代の埴輪や高松塚古墳の壁画にあるサシ... 続きを読む
- 御即位記念特別展『正倉院の世界−皇室がまもり伝えた美−』 (10/14〜11/24)
- この度、天皇陛下の御即位を記念して、皇室により守られた代表的な文化財である正倉院宝物と法隆寺献納宝物... 続きを読む
当館は、伊勢神宮の式年遷宮と神宮での宮廷式典の歴史を伝える。「羅紫御翳」は「赤紫綾御蓋」と同じく貴人に差掛けるもので、古墳時代の埴輪や高松塚古墳の壁画にあるサシバ(扇)とキヌガサ(日傘)。羅は、経糸を絡み合わせ間に緯糸を通す薄く透き通った織物の一種。紗や絽より経糸の数が多く、織り目が網のようになる技法。応仁の乱で継承が途絶え、現在、人間国宝喜多川平朗が復元する。
〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町1754-1
TEL:0596-22-1700(8:30~16:30)
世界遺産法隆寺は、大和平野を見渡す斑鳩の宮(イカルガノミヤ)に接して、聖徳太子によって607年頃に創建。その後火災にあい、復興されたのが世界最古の木造建築群として知られる現在の西院伽藍。また斑鳩宮跡に、奈良時代に聖徳太子の菩提を祀る夢殿が建立され、夢殿を中心とした建築群が現在の東院伽藍。 円に八角の軒を出す、東院の伽藍の本堂。奈良時代に、聖徳太子の供養として、朝廷が、斑鳩宮跡に建立。堂の名前は、勝鬘(ショウマン)経、維摩(ユイマ)経、法華経のような、難解な経典の注釈、『三経義疏(サンギョウギショ)』を作成中、聖徳太子が、夢で光り輝くキンジン(金人)、救世観音(クセカンノン)に出会ったことから。