東に富山湾を臨む当館。天平時代万葉集編纂の大伴家持が「麻都太要(まつだえ)の浜行き暮らしつなし捕る氷見の江過ぎて」と詠んだ氷見。当館では大境洞窟ジオラマ、古墳副葬品、中世石塔・山城、木造和船・漁具、移築民家と並べられた懐かしい道具、獅子舞コーナーで、氷見の縄文から近現代に渡りわかりやすく紹介する。
〒935-0016 富山県氷見市本町4-9
TEL:0766-74-8231
氷河が溶け、黒潮がどんどん北上した縄文時代・早期に出現した土製の焼き物。女性を誇張、デフォルメした像が多い。 その身体の中は空っぽで、目は眼鏡をかけているように大きい。北方民族(イヌイット)の雪の中で使う、光除けの「遮光(シャコウ)器」のよう。 また東北地方の縄文時代・晩期土偶の特色。
当遺跡は、約5000年前の環境や生活、ムラの解明が進む日本最大級の縄文集落跡。大型竪穴住居跡や大型掘立柱建物跡、大人や子供の墓、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡が見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境、信仰・文化も具体的に伝えている。そこには大集落を維持するシステムと思想が歴然と存在していた。
〒038-0031 青森市大字三内字丸山305
TEL:017-766-8282(三内丸山遺跡センター)
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の芸術と思想を現代に読み解く本書。八雲は、両親からアイリッシュの神話と古代ギリシャ神話を聞いて育つ。八雲は明治23(1890)年に松江にお雇い教師として赴任し、妻セツから日本の昔話を語り聞く。そして永遠ではなくかりそめに価値を置く文化を、怪談を再構成し、随筆につづる。
ベンチョン・ユー 恒文社
Tags : 博物館氷見市立博物館
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