ドイツ館は、第一次大戦時、板東俘虜収容所(1917-1918)で過ごしたドイツ兵の生活や活動の様子を展示した史料館。ドイツ兵たちは、地元住民との交流やベートヴェン「第九」日本初演などの活動を行った。そして日本人とドイツ人の間に互いに尊敬しあう良き関係を築いた。心温まる歴史に逢える史料館だ。
〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55番地の2
TEL:088-689-0099
薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。
序文にペリーが来航した嘉永6(1854)の記述がある、「嘉永六年菊月幕府歩士西村正信」(久里浜波止場上陸から応接所まで行進図)。この部分の図はまた、『大日本古文書 幕末外国関係文書之一』所収図版「松本愛重所蔵」写本と酷似する。絵巻には、艦隊や人物の他、献上品や持ち物にいたるまで、詳しく丁寧に描かれる。
〒238-0016 神奈川県横須賀市深田台95
TEL:046-824-3688
臨床心理療法をヨーロッパで学んだ著者は、帰国後日本人の心のありかたが西洋人のそれとは異なっていると気づく。そしてその深層構造を日本の神話に探す。アマテラス・ツクヨミ・スサノオの中でツクヨミは無為の神のように、日本の神話は中空構造を持つ。“中ヌキ”。矛盾を排除しない長所、いざというと無に逃げる短所。
河合隼雄 中公文庫
Tags : 徳島県鳴門市ドイツ館
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