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一條神社

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女郎ぐも相撲大会

夏休みの子供の伝統行事。神楽舞台で、ひもしという横棒の土俵の下に水を張る入れ物を置く。落ちたクモが水を嫌がり、再び土俵へ登って闘う。室町時代、前関白一条教房は応仁の乱を避け、荘園領地土佐中村に移る。伴した女性達はこの宮中の遊びを女郎ぐも相撲を伝えた。教房は地元に慕われ一條神社が建立。

女郎ぐも相撲大会

〒787-0001 高知県四万十市中村本町1-3

TEL:0880-35-2436

東博百選

鉄製鋲留(ビョウドメ)短甲(タンコウ/ミジカヨロイ)と小札(コザネ)鋲留眉庇付冑(マビサシツキカブト)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

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ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、埴輪などにも見られるモノ。 四角や三角の鉄板や革などの素材を、人間のカラダに合うように加工するコザネは、連続させて頭や胴を守るように、板を合わせ鋲で留める。蝶番(チョウツガイ)で開閉式とする。腰の部分がくびれて現存するのは主に鉄製や金銅製。 同時期には、中国北方遊牧民の騎馬兵のヨロイとかさなる、肩から打ちかけて着用する、ウチカケヨロイ、挂甲(ケイコウけ)もある。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた?

畿内七道

宝物七星剣

四万十市郷土博物館

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表裏に象眼した文様が北斗七星を表す七星剣は、国内に7本しかなく、うち3本は大阪府の四天王寺、奈良県の東大寺正倉院と法隆寺に伝わり、四天王寺のものは国宝に指定。他の七星剣は片刃、当品は両刃。この七星剣は、由来不明の四万十市間崎の一宮神社に伝わる。そしてこの七星剣の年代特定調査が、令和4年度から3か年度にかけて実施され、結果を踏まえ当館で企画展示が予定される。

〒787-0000 高知県四万十市土居山2356 為松公園

TEL:0880-35-4096

千夜千冊

和漢朗詠集

和漢朗詠集平安時代、関白頼忠の子の藤原公任が娘の結婚の引出物として編集したアンソロジー。漢詩は適宜、朗詠しやすいような詩句だけ抽出し、白楽天や菅原道真が多く選ばれ、和歌では紀貫之など紫式部好みが選ばれる。和漢を並列し、王朝感覚をわかりやすく伝える。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

川口久雄 訳
講談社学術文庫

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