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Home 武士の美 東博百選 梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ)
江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵

梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ)
江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1841)が、江戸幕府を開く家康公の二百回忌に、東照宮に奉納した糸巻の太刀。鞘(サヤ)の上部を、柄(ツカ)もまく糸で巻く、格調高い太刀の外装、拵(コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。金具は、先端が小さい輪状の刃のハガネ、魚々子(ナナコ)ハガネで、金属面に小さな円文を連続した一面に打ち出した地面に、家紋の葵をまた散らす。

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