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Home いのりの美 東博百選 法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ)
  平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ)
  平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。

東博百選

大乗寺

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大乗寺

大乗寺は、天平17(745)年行基菩薩開山で、高野山真言宗の古寺、別名「応挙寺」。丹波国生れの応挙は、大乗寺住職に学資の援助を受ける。京の人気絵師となった応挙は、弟子を連れてこの寺に戻り、13余りの部屋の襖絵を描き残す。客殿の障壁画は計算しつくされた配置で、立体的な曼荼羅が構成された思想空間が浮かび上がる。

孔雀の間 円山応挙筆

〒669-6545 兵庫県美方郡香美町香住区森860

TEL:0796-36-0602

畿内七道

三の丸尚蔵館

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三の丸尚蔵館

当館には、皇室から受け継がれた約9,800点の芸術作品と香淳皇后(1903-2000)の遺物、および皇室からの寄贈品が収められる。 当作品は、毛利元徳謙譲の六曲一双の屏風。右隻は、孫の狩野探幽(1602-1674)が認めた桃山画壇の巨匠、狩野永徳(1543-1590)の筆。岩間を闊歩する獅子の姿は非常に力強い。シンプルな図様でありながら勇壮。まさに永徳自身のスタイル。

唐獅子図屏風(右隻)

〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1

TEL:03-3213-1111

千夜千冊

本朝画人傳

本朝画人傳全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村松梢風
中央公論社

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