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神奈川県立生命の星・地球博物館

「古代象がユーラシア大陸から日本にやってきた」—ここでは、地球の歴史、46億年の歴史、そして過去1500万年以上に渡って沈没した日本列島の歴史を知ることができる。10,000年前の最新の氷河期には、島々はユーラシア大陸に接続していた。ナウマン象のような大きな動物がやってきて、人間が彼らを追いかけた。その頃、約40,000年前の旧石器時代が始まった。当館は、相模湖や津久井湖付近の1億年前の砂岩や粘板岩の地層、約100万年前に伊豆半島と丹沢山地の衝突など神奈川県の自然史を、地球の営み46億年とともに紹介する。

ハイビジョンシアター

〒250-0031　神奈川県小田原市入生田499

TEL：0465-21-1515

東博百選

火焔土器
縄文時代（中期）　前３０００—前２０００年　東京国立博物館蔵

火焔土器

縄文人の宇宙観を表しているとも言われる不思議な世界を表現する。眼が奪われる装飾の上部、口縁部分。その下部の渦巻き状で装飾、口縁に平行に線を引く隆起線紋（リュウキセンモン）と、道具で線を彫る沈線紋（チンセンモン）という胴部の縦線。頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、積み重ねる技がそれを生み出す。