本書が紹介する加耶の諸国は、現在の釜山がある朝鮮半島南部にあった。日本の志賀島に後漢光武帝の金印が届く1世紀に誕生。倭国は交易と鉄を求め加耶諸国と交流し、日本の「謎の4世紀」には、釜山・対馬・北九州を船団が極めて密接に行き交う。加耶を通じ百済・倭国は複合的な関係を築き、7世紀白村江の戦いへもつながる。
田中俊明 山川出版社
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