本書は、兆民が明治34(1901)年に喉頭がんの診断を受け、余命1年有半と宣告されたあとに執筆されたもの。兆民は土佐に生まれ、明治維新ともにフランス語、漢学、三味線を習う。当時の政情不安を眺め、政治と哲学と義太夫を一緒に語る。後に弟子の幸徳秋水は、明治44(1911)年大逆事件に連座し、処刑される。
中江兆民 岩波文庫
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