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群馬県立つつじが岡公園

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群馬県立つつじが岡公園

館林の東、城沼畔の当公園は、12.9haの園内に50余品種一万本のツツジを成育。代表的なヤマツツジには、樹齢約800年高さ5mにも及ぶ巨樹群もあり、4月中旬~5月上旬に一斉に咲き誇る。第二公園には、最後の館林城主秋元家の旧別邸があり、6月には花菖蒲園が見頃。当市出身で自然主義派の田山花袋の旧宅も近い。

藩主旧別邸

〒374-0005 群馬県館林市花山町3278

TEL:0276-74-5233(つつじが岡公園総合管理事務所)

東博百選

梨地葵紋蒔絵糸巻太刀(イトマキノタチ)
江戸時代 19世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

11代将軍の徳川家斉(イエナリ 1773-1841)が、江戸幕府を開く家康公の二百回忌に、東照宮に奉納した糸巻の太刀。鞘(サヤ)の上部を、柄(ツカ)もまく糸で巻く、格調高い太刀の外装、拵(コシラエ)。 漆を塗り、金、銀、錫を一面に蒔き、梨の表面のように研ぎ、また家紋の葵を研ぎ出す。金具は、先端が小さい輪状の刃のハガネ、魚々子(ナナコ)ハガネで、金属面に小さな円文を連続した一面に打ち出した地面に、家紋の葵をまた散らす。

畿内七道

偕楽園

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偕楽園

天保13年(1842)、水戸藩9代藩主徳川斉昭は千波(せんば)湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い偕楽園を造園する。そして約100品種、3000本の梅林は、2代藩主光圀の学問・研究への取り組みを象徴する。木造2層3階の別荘、好文亭の三階の楽寿楼は、東南の千波湖を望み、古書の文面を刻むなど内装建築には工夫と洒脱さがある。

好文亭(休憩所)

〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1-3-3

TEL:029-244-5454

千夜千冊

ケンペルと徳川綱吉

ケンペルと徳川綱吉シーボルトもペリーも来日前に読んだドイツ人医師ケッペルの「日本誌」。元禄3(1690)年から2年間滞在し、5代将軍綱吉に謁見し、「生類憐(しょうるいあわれ)みの令」を社会的弱者や貧者を保護する施策と評価する。同令は確かに犬を通じ、武士の「切り捨て御免」特権に制限を与えている。本書は徳川社会のあたらしい読み方を提供する。

文責:旅鶴編集室千夜千冊

ベアトリス・ボダルト=ベイリー
中公新書

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