鹿島神宮
鹿島神宮
鹿島神宮の祭神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)は、武神。鹿島神宮には、皇室をはじめ、奈良・春日大社からつながる摂関家藤原氏、将軍家源氏、徳川氏に篤く崇敬された。鹿島神宮の宝物、国宝直刀・黒漆平文大刀拵は、2.24メートルの長刀で、正倉院「金銀鈿荘唐大刀」の流れをくむ奈良〜平安時代初期の作。武甕槌命は、また田や畑を豊かにする雷神。古代日本でこの宝物は、農業と関係する。この神は、国家安寧と農業豊作を司る。

〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
TEL:0299-82-1209








平安時代は、京都王朝中心よりむしろ地方の時代だった。続いて源頼朝が、北の平泉と西の福原の両方を蹴散らかして新たに鎌倉に幕府を築いたが、それは風水にもとづき、「武の雅」を謳う「北の平泉的なもの」と「西の福原的なもの」の統合であったのではないか。



