貞観元年(859)、出雲大社より勧請された当社。戦国時代、鎌倉から移り古河公方となる、足利成氏は関東諸豪族から鎌倉公方嫡流とみなされ、古河は北東関東の中心地となる。「国を鎮めの神」古河総鎮守雀神社として成氏は当社を崇拝し古河公方の基盤とする。その格式は江戸時代、古河城主松平康長による本社・拝殿の造営まで受け継がれる。
〒306-0031 茨城県古河市宮前町4-52
TEL:0280-22-0477
世界遺産法隆寺は、大和平野を見渡す斑鳩の宮(イカルガノミヤ)に接して、聖徳太子によって607年頃に創建。その後火災にあい、復興されたのが世界最古の木造建築群として知られる現在の西院伽藍。また斑鳩宮跡に、奈良時代に聖徳太子の菩提を祀る夢殿が建立され、夢殿を中心とした建築群が現在の東院伽藍。 西院と東院の伽藍をつなぐ参道に続く土塀。中国・万里の長城にも使われた工法で作られた。板ではさんで間(マ)を作り、土を入れ押し固め、繰り返し何層も積み上げる、ミルフィーユのように。 技と手間のが、時空を超える造形を作り、世界遺産となる。
3万坪の敷地内に、山野草の庭と白い漆喰壁が特徴の本館。日本で生産された伊萬里、鍋島の磁器に絞って常時約400点を展示する世界でも特異な美術館。鍋島は伊萬里で焼かれた磁器のうち、鍋島藩主の自家用品あるいは皇室、将軍家、諸大名への献上品や贈答品として制作された。権威の象徴として極めて格調の高い色絵と染付磁器。
〒329-4217 栃木県足利市駒場町1542
TEL:0284-91-1026
そもそも儒教は「死と死後をめぐる宗教」。死によって分離する精神を主宰する「魂」と肉体を主宰する「魄(たましい)」をもう一度統合させ、人間の本性を蘇らせると考える。その基本は、血族や家族の「家」にあり、生命の連続としての東アジア・中国的な「孝」であった。
加地伸行 中公新書
Tags : 出雲大社色絵藤棚文大皿茨城県鎌倉関東雀神社
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