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大田原市なす風土記の丘湯津上資料館

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大田原市なす風土記の丘湯津上資料館

県北東部、那珂川と箒川の合流地点付近、なす風土記の丘一帯は大規模な古墳が多数存在する。奈良時代の役所・官衙(かんが)があり、那須には東山道が通り、陸奥に向かう重要な拠点だった。当館では国造の業績を称える152字の碑文が刻まれた花崗岩の那須国造碑の建立と発見を紹介。ヤマト王権の那須国を成立させた軌跡である。

大田原市なす風土記の丘湯津上資料館

〒324-0403 栃木県大田原市湯津上192

TEL:0287-98-3322

東博百選

古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆
平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。巻物の一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡、切。その古今和歌集の最古の写本で、平安時代から名筆、古筆切(コヒツギレ)の代表作品。 洗練された美しいかな文字のつながり続くさま、連綿が見事で、切れ味の鋭い筆の線を駆使して、明るく流動する美を造形。この、しとかでうるわしい、優麗典雅(ユウレイテンガ)な書風は、平安貴族が、書道の手本とする。 もとは20巻を揃え6人の合作、寄合書(ヨリアイガキ)と考えられる「高野切」の名は、豊臣秀吉が高野山の僧、木食応其(モクジキオウゴ 1536-1608)に、その断簡を与えたことに因んでいる。

畿内七道

群馬県立歴史博物館

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群馬県立歴史博物館

国宝に指定される綿貫観音山古墳出土品。人物埴輪群の埴輪で、ほかの女子像より小さい埴輪。両手を胸の前であわせ、指先はすべて弾くように折り曲げ、儀式で同じ職掌を担っていたと推定。当館は、人物埴輪など県内出土の文化財展示で、4~7世紀にかけてヤマト王権との結びつきを強め豪族連合を形成し、上毛野国として東日本随一の勢力を誇る群馬の古代を紹介する。

日本三古碑 多胡碑・那須国造碑・多賀城碑

〒370-1293 群馬県高崎市綿貫町992-1 (群馬の森公園内)

TEL:027-346-5522 

千夜千冊

日本史の誕生

日本史の誕生『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

岡田英弘
ちくま文庫

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