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日光 東照宮

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日光 東照宮

元和3(1617)年江戸を南に置く不動の北極星の位置から八州の鎮守となるとの家康の遺命で、自身の亡骸は日光に改葬。寛永11(1634)年、3代将軍家光が社参し大造営に着手。宝物館では、関ヶ原で家康着用の南蛮胴具足や勝光宗光の名刀、慶長20(1615)年大阪夏の陣の家康を描く東照社縁起が公開される。

宝物館

〒321-1431 栃木県日光市山内2301

TEL:0288-54-0560 (代)

東博百選

白糸威(シロイトオドシ)二枚胴具足 徳川義寛氏寄贈
江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

戦国時代に、胴体に「胴」、弓を引く二の腕に「袖」、頭に「兜」にとともに、モモと腿(ヒザ)の「佩楯(ハイダテ)」や脛(スネ)の「脛当(スネアテ)」なども同じ色の組紐や装飾する。今風の甲冑、当世具足(トウセイグソク)と呼ぶ。 江戸幕府初代将軍徳川家康(1543-1616)の九男にして、尾張徳川家初代、徳川義直(ヨシナオ 1601-1650)が、天下を制する大坂の陣で着用。 鎧(ヨロイ)の胴を守る細かい部分は銀色で、白い絹の組紐(クミヒモ)で綴(ツヅ)り合わせ、黒一色のカブト(兜)に、デザインを凝らす。端正で、また洗練される。

畿内七道

徳川美術館

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徳川美術館

当館は尾張徳川家伝来の大名道具の数々を所蔵展示する。家康着用の具足。兜は水牛の角を象り、具足全体に熊の毛を植え付け、黒い糸で威す。全身真黒で、真紅の面頬が鮮やかに際立つ。戦国時代からの当世具足の特徴をよく示した奇抜な意匠。家康の遺品として重宝され、江戸時代名古屋城小天守内に特別の場所を設け安置された。

(※常時展示されていません。)

熊毛植黒糸威具足

〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017

TEL:052-935-6262

千夜千冊

徳川イデオロギー

徳川イデオロギー幕府は「権力の概念化」と「上下定分の理」を求めた。ここに思想として神儒一体のイデオロギーが出現し、次に中国の朱子学を日本の朱子学にするためのかなり異様な方法が提案され、またそれを、日本の神々の垂迹と合致していなければならないという方針を貫いた。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ヘルマン・オームス
ぺりかん社

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