釧路湿原
釧路湿原
釧路湿原は、北海道東部を太平洋に流れる釧路川が流れる日本最大の湿地帯。原初の自然環境を維持する。広い自然の水平線の風景は日本ではユニーク。また、特別天然記念物、タンチョウ鶴をはじめ多くの自然界の動植物にとって貴重な生息地でもある。 1980年に日本で最初のラムサール条約登録湿地になり、国立公園に指定。釧路湿原のタンチョウ鶴数は、狩猟と環境変化により減少。かつては絶滅したと考えられた。しかしさまざまな保護活動で、その数は回復した。今、タンチョウ鶴をこの地と道東で見ることができる。湿地は渡り鳥の中継地や繁殖地であるだけでなく、水を保持し、河川の流れや地域の気象変動を緩和。水質を浄化し、生物多様性を維持する。それは市場価値(マーケット・バリュー)だけではない、価値(グッド・バリュー)を持つ。
北海道鶴居村・釧路市
TEL:0154-64-2114(鶴居村産業課)
TEL:0154-31-4594(釧路市国際ウエットランドセンター)