「島は沈没し浮上した」—700万年前、この地域は砂岩の塊の化石が示すように古代の富士川の水路を介して太平洋に接続していた。土器の文様がしますように近くの縄文集落は、5,000〜4,000年前に、現在の富士川を介して海とつながっていた。当館のメインゲート脇に展示の砂岩の塊の化石は、約700万年前の富士川沿い「古富士川海峡」は出土したもの。海峡にクジラやサメ、イワシ、海岸に貝やウニの生物が住んでいたことを示す。
〒406-0801 山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
TEL:055-261-2631
透し彫りの悪霊防御のカエン(火焔)紋の内に、透し彫りの絡み合った2頭の龍。半球の飾り金具を付けた蛇行する金具。薄い金板を連ねて垂らす飾りホヨウ(歩揺)が、帽子や透し彫りの縁に多く付く。また歩くと、きらきらと輝く。 ともに出土した素環頭(ソカントウ)大刀の環頭部分の外周、帯の金具—四角の帯留め、カ帯(カタイ)金具、鏡のように平らな、鏡板にも龍の文様が施される。
山々を望み縄文時代の暮らしを伝える縄文期の土偶が出土した当市は、桃の生産量日本一を誇る。市の中心を流れる笛吹川対岸に広がる扇状地一帯が、桃の花でピンク色に染まることから「桃源郷」とも呼ばれる。4月上旬には桃の花が一斉に咲き誇るとともに、南アルプスを背景にピンク色の絨毯を敷き詰めたような景観が見られる。
山梨県笛吹市
TEL:055-262-4111(代) (笛吹市役所観光商工課)
『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。
岡田英弘 ちくま文庫
Tags : 博物館富士川山梨県山梨県立博物館
Your email address will not be published. Required fields are marked *
Name *
Email *
Website
Comment