当館は小高い岡の上にあり、プロムナードに著名作家の彫刻が出迎える。日本と西洋の風景を中心とした近代絵画、ロダンや近代彫刻を核に幅広く優品を収集する。近世に活躍した絵師・狩野派の作品も充実。景勝地に恵まれた静岡ならではの収集テーマ。自然の良港や山・川が織り成す起伏に富む景観も存分に堪能できる。
〒422-8002 静岡市駿河区谷田53-2
TEL:054-263-5755
明治時代に洋画壇をリードした黒田が、箱根・芦ノ湖でのちに妻となる女性、金田種子(当時23歳)を、異国的な雰囲気を醸し出すモデルとする。 パリで外光を描く技法を学んだ後、日本の夏の高地の湿気の空気を、淡くしなやかに描く。そして画面全体を包み込む。 1899年のパリ万博に満を持して出展した日本独自の洋画表現の作品。
「弥生時代の日本の農業様式を見える」—1世紀頃の集落遺跡。安倍川から押し流された土砂が堆積し広がる微高地に、集落が建てられ、水田が作られた。縄目文様を持つ土器等も出土。弥生と縄文の文化が重なる、日本のスタイル。登呂遺跡では、住居、高床倉庫、水田跡が発見され、木工製品や石器、朱の漆が塗られた琴も出土。
〒422-8033 静岡市駿河区登呂5-10-5
TEL:054-285-0476(静岡市立登呂博物館)
萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。
萩原秀三郎 大修館書店
Tags : 稲と鳥と太陽の道美術館静岡県静岡県立美術館
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