古木樹齢100年、若木樹齢30年の梅の花が咲き乱れる小高い丘陵地から桂川沿いの散策路。空海が独鈷杵で川の岩を打ち、湧出させたと伝わる「独鈷の湯」。その東には、構造は日本建築、外見は洋風仕上げのハリストス正教会。西に竹林の小径。南の鹿山の麓には、北条政子が息子頼家菩提所に建立した指月殿と頼家の墓がある。
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺
TEL:0558-72-2501(伊豆市観光協会)
京都・栂野の高山寺を復興させた、中興開山の明恵上人が、自ら見た夢を記録したもの。明恵は19歳の頃より約41年にわたり見た夢、アナザーワールドを記録しつづけた。現実でとった行動と夢でしたことが、その記述に入り混じる。 この夢記は七紙より構成され、建永二年・承元三年・建暦元年、および年紀不明の部分を収める。
平安時代、空海創建の修禅寺に由来する当寺は伊豆国随一の禅院と言われ、地名は禅を善にかえた。鎌倉時代、建長寺開山の蘭渓道隆が修禅寺を改宗し、その道場の寺名を遠く大陸まで広める。当館は空海の独鈷、頼朝の弟・範頼の馬具、北条政子の般若経とともに「修禅寺物語」に由来する二代将軍・源頼家の顔を模した古面を所蔵。
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺964
TEL:0558-72-0053
仏教の要訣とは、せんじつめればいかに意識をコントロールできるかという点にかかっている。仏教と密教の流れをアジアの流れに組み込み、生命の流れと意識の流れを刳り貫いて、それらの流れの重なりを空海自身の夢と描く、日本史に残すべき松岡正剛の渾身作。
松岡正剛まつおかせいごう 春秋社
Tags : 修善寺温泉修禅寺北条政子静岡県
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