駿河湾西岸の焼津港、マグロやカツオの水揚げで日本を代表する漁港である。太平洋が富士山に向かって入り込むように湾曲した駿河湾。約100万年前、フィリピン海プレートに乗った伊豆半島が本州に衝突し生まれた。漁港内にあるミュージアムでは、水深2500mと日本一深い駿河湾の深海を映像やパネルで楽しく学べる。
〒425-0032 静岡県焼津市鰯ケ島136-24
TEL:054-620-5782
ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸の地域で、流行の弥生時代後期の土器。 布や皮を折り曲げ、回転させている土器の表面に当てて作る凹線文(オウセンモン)と、短い棒状の粘土ヒモを貼り付けた棒状浮文(フモン)で装飾された広く開く口縁と下ブクレの胴は、その地域の特徴。 器の面を塗り分けた赤色の顔料が、そのプロポーションを引き締める。
水田を開拓し広がり、森林と湖沼が点在し小河川が網の目のように流れた大井川平野は、2000年前から開拓が始まる。焼津は、東国征伐のヤマトタケル伝承にゆかりがあり、中央と地方を繋ぐ官道も通った交通の要所。当館では、交通の要所として栄えた弥生時代から室町時代にかけての各遺跡の出土品を展示する。
〒425-0071 静岡県焼津市三ケ名1550番地
TEL:054-629-6847
『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。
岡田英弘 ちくま文庫
Tags : 日本史の誕生梨地螺鈿金装飾剣深層水ミュージアム静岡県
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