当地は「海の眺めは蒲郡」と鉄道唱歌に歌われた景勝地。明治末、竹島の対岸、竹島と青い海だけが見える絶好の場所に西洋式建築の料理旅館「常磐館」が建つ。格別な眺めに惹かれ多くの文人墨客が訪れ、蒲郡の海や竹島の素朴な美しさを作品に織り込んだ。当館では万物を生かす竹島に文筆を授かった文人・作家を顕彰し紹介。
〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15-62
TEL:0533-67-0070
ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、埴輪などにも見られるモノ。 四角や三角の鉄板や革などの素材を、人間のカラダに合うように加工するコザネは、連続させて頭や胴を守るように、板を合わせ鋲で留める。蝶番(チョウツガイ)で開閉式とする。腰の部分がくびれて現存するのは主に鉄製や金銅製。 同時期には、中国北方遊牧民の騎馬兵のヨロイとかさなる、肩から打ちかけて着用する、ウチカケヨロイ、挂甲(ケイコウけ)もある。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた?
花崗岩質で周囲620mの当島は、縁結びの竹島橋で陸と繋がる。木々の植性が対岸と異なり、200種以上の高等植物が育つ。島中心部には鎌倉時代、千載和歌集の編者で和歌の大家藤原俊成が、琵琶湖北部に浮かぶ神の棲む島・竹生島より弁財天を勧請した、日本七弁財天のひとつ八百富神社。 祭神は市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、日本神話の水の神である。
〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町3-15
TEL:0533-68-3700
本書は日本の古典的日記を紹介する。世界中でこれほど日記にひとの内実をかけている民族はいないという著者の考え。そして「奥の細道」の芭蕉にしても目新しいことを求めてはいない。古人が求めるものをひたすらに辿り求めたい、という「風雅の直・すぐなる交わひ」があると。それがまた「本歌取り」の技法のもとになると。
ドナルド・キーン 講談社学術文庫
Tags : 常磐館愛知県海辺の文学記念館百代の過客竹島
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