江戸時代、薬師如来に子授けを祈願し家康誕生の縁起により、三代将軍家光が報恩に江戸城内の東照宮を移設し創建した当宮。標高684m鳳来寺山に佇む。利修仙人が霊木7本杉で本尊薬師如来を造り開山し、703年文武天皇病治癒の礼に寺を建立し、鳳来寺と命名。頼朝が建立の山門・仁王門の先に樹齢800年の杉が立つ。
〒441-1944 愛知県新城市門谷字鳳来寺4
TEL:0536-35-1176
京都・曼殊院に伝来の「秋景山水図」「冬景山水図」。もとは、四季山水図4幅があり、その内の2幅であった可能性がある。 細い線で簡略化した、岩や山の表現。安定感のある構図に力強い筆使い。 「秋景」は山や建物を下に集め、広がる空間は上に、 「冬景」は岩や山を上に反時計周りの螺旋状、画面空間に意図的に奥行きを作る。 古典的な描写法を捉われずに組み合わせて、たどり着けないほどに、美を造形する。
当館は尾張徳川家伝来の大名道具の数々を所蔵展示する。家康着用の具足。兜は水牛の角を象り、具足全体に熊の毛を植え付け、黒い糸で威す。全身真黒で、真紅の面頬が鮮やかに際立つ。戦国時代からの当世具足の特徴をよく示した奇抜な意匠。家康の遺品として重宝され、江戸時代名古屋城小天守内に特別の場所を設け安置された。
〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017
TEL:052-935-6262
幕府は「権力の概念化」と「上下定分の理」を求めた。ここに思想として神儒一体のイデオロギーが出現し、次に中国の朱子学を日本の朱子学にするためのかなり異様な方法が提案され、またそれを、日本の神々の垂迹と合致していなければならないという方針を貫いた。
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Tags : 徳川イデオロギー愛知県東照宮樫鳥糸肩赤威胴丸縁起
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