当館はしまなみ海道中央部の大三島にある。昭和後期から現代の日本画の流れを観ることができる。開館10周年を記念して設けられた田渕俊夫記念展示室では、作品をはじめ、制作過程での作家の感動が直接記録された素描図も展示する。「本物は目の前にある姿ただ一つ。絵で本物は描けない」という田渕こそが時の証人である。
〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦9099-1
TEL:0897-82-1234
滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。
柳田國男の実弟松岡映丘は、東京美術学校日本画科で学び、伝統的な大和絵を用いて近代性を表現し、卓越した画力で古典絵画「やまと絵」の再興に情熱を注ぐ。当品は、望む官位を得られなかった徳大寺氏は人の薦めにより厳島に詣で、それを聞いた清盛は大いに喜び彼に官位を授けた「徳大寺厳島詣」平家物語巻第二を題材にする。
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-25
TEL:079-222-2288
冒頭に「日本人としてのぼくは、どこの国よりも日本が大好きである。そして日本的な現実に即して、日本的な写真を撮りたいと思っている」とある。昭和16年。土門はあえて文楽に絞った。そこから「未知の日本」と「揺動する日本」がみえてくることを確信し。
土門拳 築地書館
Tags : 今治市大三島美術館愛媛県美術館
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